小動物飼養販売管理士 模擬演習問題 2024 ④ 免許・資格 - 小動物飼養販売管理士 Q1消化についての記述です。下記から正しい記述を、1つ選びなさい。 選択肢食べた食物を小さな分子にまで分解する過程が消化である。消化には、食道内で咀嚼する機械的消化と、胃、小腸内での消化液による科学的消化がある。消化酵素には、唾液に含まれるアミラーゼ、胃液に含まれるトリプシンがある。 Q2動物愛護管理法の第一種動物取扱責任者の要件について、下記から正しい記述を1つ選びなさい。 選択肢20年以上の繁殖業を継続して経営し専門的技術・知識を持っている。半年以上の実務経験と公的団体が行う認定試験の合格証を所持している。専門的技術を教育する専門学校を卒業し高い技術と知識を有している。 Q3人と猫が暮らす時の注意事項です。正しい内容を1つ選びなさい。 選択肢猫は、従来から室内外を自由に出入りしたがる動物なので、室内飼養をしないとされている。猫を飼養する際には、避妊去勢手術の実施を可能な限り実行した方が良い。猫を室内飼養するのは非常に難しいので、トイレのしつけなどは行わないで自由にさせた方が良い。 Q4小動物の体の構造と機能についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢生体は細胞によって構成されている。生体には同じタイプの細胞が集まって作る組織がある。組織には、上皮組織、支持組織、筋組織、内臓組織の4種類の組織がある。 Q5フクロモモンガの飼育上の留意事項についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢爪は鋭く伸びるので、時折爪切りを行う必要がある。爪を切るときは、人用の小型の爪切りを用いて、先端のとがっている部分のみ注意深く切る。手は不器用なので、ケージの扉を中から開けることはないので、特にナスカンなどを付ける必要はない。 Q6犬のしつけ(トレーニング)の時間の長さについての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢犬の集中力は、成犬であれば30分以上は十分にある。犬の集中力は、成犬でも長くても15分程度である。犬に何かを教えたり、何かの行動を減らしたり、または無くすトレーニング時間は、1日の内でせいぜい長くても10分程度に留める。 Q7遺伝についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢遺伝は、遺伝子によりコントロールされている。遺伝子は、行動の特徴や身体の特徴に影響を与えることはない。遺伝は、交配で問題となる。 Q8受動免疫と能動免疫についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢受動免疫とは、自らの体内で免疫能力を働かせるのではなく、他から免疫能力を譲り受けることであり、初乳を飲む、血清を注射することがそれである。能動免疫とは、体内に病気を起こさせないようにした病原体を入れ、身体がその病気に対する免疫を持つようにしたものであり、ワクチン接種がそれである。ワクチンの中で、不活化ワクチンは、生体内で病原体の増殖がないので免疫能力は高く、生ワクチンは、生体内で増殖するが病原体は弱毒化されているため、副反応は全くない。 Q9動物愛護管理法・第7条(動物の所有者又は占有者の責務)についての記述です。下記から正しい記述を1つ選びなさい。 選択肢動物の所有者又は占有者は、所有する動物の種類、習慣などに応じて適正に飼養し、又保管しなければならない。動物の所有者又は占有者は、その所有し、又は占有する動物に起因する感染症の病気に対して、正しい知識を持つことは必要であるが、その予防に注意を払う必要はない。動物の所有者はその所有する動物が自分の所有に関わるものである限り、国の定める基準を守る必要はない。 Q10感染の種類についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢不顕性感染:病原体が体内に侵入し、定着・増殖しても発症しない場合。一次感染と二次感染:最初にA病原体に感染し、次にB病原体に感染した場合、最初の感染が一次感染、続いて起こった感染が二次感染。混合感染:同じ宿主に2種類以上の病原体が同時に感染する状態。日和見感染:感染しても宿主の抵抗性が強くて発症しない病原体が、宿主の抵抗力が低下してきた場合にでも引き続き病原性を示さない状態。