戦国時代に作られた家訓、わかるかなあ〜?その2 自分の領国の法律が『家法』に対し、戦国時代を生き抜いた武将が、自分の体験から得た結論、希望、反省の意味を含め、子孫や家臣に残した教え、戒めが『家訓』です。戦国時代の家訓・家法を集めてみました。問題の家訓・家法を作った(完成させた)武将を選択肢より選んで下さい。戦国時代…… 諸説あるが、一般に1467年の応仁の乱もしくは1493年の明応の政変に始まり、1573年に15代将軍足利義昭が織田信長によって京都から追放されて室町幕府が正式に滅亡するまでの約100年間の時期。 勉強 - 歴史・地理 戦国時代 歴史 雑学 Q1★ある屋敷の下女のもとに別の屋敷の下男が通ってきたとき、顔見知りでない場合は捕まえろ。仮に殺してしまってもその屋敷の主には罪はない。 ★けんかをした場合、どちらが正しくてもどちらが間違っていても、両方死罪にする。つまりけんか両成敗である。 ★理由もなく古文書を探し出し、それを証拠に田畑の所有権を主張してはいけない。 ★家督相続は嫡子だが、もし適任者でなければ弟、他人に相続してもよい。 選択肢大友宗隣今川義元最上義光 Q2★心に物なきときは心広く体やすらかなり ★心に欲なきときは義理を行ふ ★心におごりなきときは人を敬う ★心に孝行あるときは忠孝厚し 選択肢上杉謙信蒲生氏郷宇喜多直家 Q3★奉公は一生懸命につとめ、午前四時頃に起床し、武術に励むこと。弓、鉄砲、乗馬の練習を常に心がけること。 ★遊びたいときは、鷹狩り、鹿狩り、相撲などをすればよい。 ★衣類は木綿、紬(つむぎ)などにして、武具は身分相応の物を使え。余分な金があれば人を召し抱えること、金銀は軍用に使う物である。 ★学問とは兵書を学んだり、聖賢の教えを心がけることであり、詩、連句、歌を詠むことではない。武士の家に生まれた者は、戦場で死ぬことを常にこころがけておかなくてはならない。 選択肢加藤清正福島正則池田輝政 Q4★流行の、変な身なりをしてはいけません。あなたは幸いにも五体満足な体を持っているのだから、身なりで人から悪く思われては両親に対して失礼ですよ。 ★外出する場合も、注意してきちんとした服装をしなさい。その際にも商人が着るように着たり、首に巻き付けるようなかっこうはいけません。 ★身分の高い人から頂く杯は、目の高さで頂きなさい。また、礼を受けるときのあいさつも、目でやるのではなく、もうすこしかがんでほしいものです。 選択肢小早川隆景吉川元春毛利輝元 Q5★茶をひくときは静かに、油断なく怠けないように。 ★茶碗をたびたび洗うこと。 ★湯を使ったら足しておくこと。使い捨て、飲み捨て厳禁。 選択肢織田長益(有楽斎)千 宗易(利休)黒田孝高(如水)