2級舗装施工-(6)- 安全管理の演習問題です。 勉強 - その他 舗装 2級舗装施工 二級舗装施工 Q1明り堀削作業の安全に関する次の記述のうち適当でないものはどれか。 選択肢満18才未満の年少者の作業員であったので,のり尻付近の土差崩壊のおそれのある箇所での作業をさせなかった。人力による堀削箇所の地山が砂で堀削面の高さが6mであったので,安全を考え堀削面のこう配を40°で作業をさせた。埋設物近接箇所での堀削作業であったので,状況に応じ監視員を配置させた。堀削面の高さが2,5mの地山の人力による堀削作業であったので,「地山の堀削作業主任者技能講習」を修了した作業主任者に指揮をとらせた。 Q2土木工事における作業とその資格者に関する組合せで次のうち誤っているものはどれか。 選択肢つり上げ荷重2tのクレーンの玉掛け作業――玉掛け技能講習修了者発破の作業――発破作業主任者技能講習修了者地山の堀削作業――地山の堀削作業主任者技能講習修了者潜水の作業――潜水士免許取得者 Q3車両系建設機械を用いて作業を行う場合の危険防止の措置に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。 選択肢パワーショベルの作業中,運転者が運転席をはなれるときは,作業装置を地上におろし,ブレーキをかけてエンジンを止めるなどの安全をはかる。パワーショベルを運転者の技能に応じてあらかじめ使用用途を定めておけば,土の堀削積込み以外の用途に使用することができる。パワーショベルのアームをあげて,その下で機械修理するときは,支柱で安全に固定する。パワーショベルの作業中は,機械と労働者の接触のおそれがあるので,機械の誘導者がいない場合は,労働者をその作業範囲へ立ち入らせない。 Q4労働安全衛生規則に定める非自走動力くい打機のくい打作業の安全施工に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。 選択肢くい打機の倒壊を防止するため,控えのみで頂部を安定させるときは,控えは2方向とし,その末端を堅固な控えぐいに固定すること。巻上げ用ワイヤロープは,ハンマが最低の位置にあるとき巻上げ装置の巻胴に2巻以上残る長さであること。巻上げ用ワイヤロープの安全係数は6以上であること。巻上げ装置に荷重をかけたままで停止しておく場合,歯止め装置で歯止めをし,止金付きブレーキで確実に制動しておくこと。 Q5労働安全衛生法に定める架設通路・はしご道の設置に関する次の記述のうち労働安全衛生法上,違反となるものはどれか。 選択肢架設通路からの墜落を防止するため,高さ80センチの丈夫な手すりを取り付けた。坑内のはしご道のこう配を70°で設置した。架設通路のこう配を10°に設置したので,通路に踏さんを取り付けなかった。はしご道の上端を床から30センチ突き出して設置した。 Q6建設現場における安全管理に関する次の記述のうち適当でないものはどれか。 選択肢仮設用足場等を設置する場合には,風,雪荷重,上載せするものの荷重など常時作用することのない荷重は考慮する必要はない。高さまたは深さが,1.5mを超える箇所で作業を行うときは.安全な昇降設備を設ける。高さが5mの張出し足場の組立作業では.作業主任者を選任する必要がある。車両系建設機械を用い,軟弱な路肩,のり肩に接近して作業するときは,誘導員を配慮しその者に誘導させる。 Q7移動式クレーンの安全に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。 選択肢定格荷重とは,定格総荷重からフックグラブバケットなどのつり具の重量に相当する荷重を除いた荷重をいい,ジブの傾斜角および長さに応じた組合せごとに定まる。専用の搭乗設備を設けた場合を除き,いかなる場合においても,移動式クレーンにより労働者を運搬したり,つり上げて作業させてはならない。クレーンのつり上げ作業時の作業半径とは,ジブのフートピンからジブのポイントピンの中心よりおろした鉛直線までの水平距離のことをいう。つり上げ荷重が2.8tfの移動式クレーンの運転業務には,小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者を就かせることができる。 Q8型枠支保工の安全に関する次の記述のうち労働安全衛生法上,誤っているものはどれか。 選択肢パイプサポートを支柱として用いる場合は,3以上つないではならない。単菅の鋼菅を支柱として用いる場合は,高さ2m以内ごとに水平つなぎを2方向に設けなければならない。パイプサポート以外の鋼材の接続部および交差部は,ボルトやクランプ等の金具を用いて緊結する。支柱の継手は,突合せ継手または差込み継手としてはならない。 Q9明り堀削作業の安全に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。 選択肢同一場所における堀削作業に2人以上の地山の堀削作業主任者を選任したときは、それぞれの作業主任者の職務の分担を定めなければならない。堀削作業において地山の堀削作業主任者を選任したときは,その者の氏名および行わせる事項を作業場に掲示するなどにより,関係労働者に周知させなければならない。地山の堀削作業主任者は,作業方法を決定し,作業を直接指揮するほか,使用器具および工具の点検ならびに安全帯および保護帽の使用状況を監視しなければならない。地山の堀削作業主任者は,堀削作業箇所およびその周辺の地山について,地形,地質,地下水,湧水などについて調査し,施工計画を定めなければならない。 Q10堀削および土留め支保工の組立作業の安全管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。 選択肢工期の短縮を図るため,切ばりおよび腹起しの取付作業中に,堀削作業を進めた。切ばりは継手を突合せ継手とし,くいおよび腹起し材に確実に取り付けた。腹起しは連続して設置し,山留め壁にかかる土圧を十分切ばりに伝えるように施工した。堀削作業の方法の決定,作業の指揮を地山の堀削作業主任者を選任して行わせた。